【話題株】東京エレクトロンには更なる株式分割の期待強い、株式3分割で株価3分の1になったが東証の「50万円未満」に遠く及ばず

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■30日から分割後の株価、1万6000円前後で推移し基準値を上回る

 東京エレクトロン<8035>(東証プライム)は3月30日、1万6400円(株式分割と配当落ち後の基準値比535円高)まで上げた後も堅調に推移し、午前11時にかけては1万6200円(同335円高)前後で売買され、4日前につけた年初来の高値1万6916円に向けて出直りを強めている。米マイクロン・テクノロジーの決算が好調とされ連想買いが優勢とされているほか、株式3分割後も株価1万円台のため最低投資金額(1単元:100株)が100万円超えており、「東京証券取引所が求めている望ましい投資単位(5万円以上50万円未満)への移行に関しましては引き続き、検討してまいります」(株式分割発表時のリリースより)と、更なる株式分割への期待が出ている。

 3月29日までの株価は4万円台だったが、3月31日を基準日として普通株式を1株につき3株の割合で分割するため、分割の権利落ち日にあたる30日から株価は3分の1になった。さらに、30日は3月期末の配当落ち日でもあり、今3月期末の配当731円(予定)を織り込んだ妥当株価は、30日に1万5865円となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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