CRI・ミドルウェア、メタバースの標準化支援団体「Metaverse Standards Forum」に加盟

■ゲーム業界で信頼と実績の『CRIWARE』がメタバース空間でのサウンドに貢献

 CRI・ミドルウェア<3698>(東証グロース)は4月17日(月)、メタバース関連の国内外の主要企業が参画しているメタバース標準化支援団体「Metaverse Standards Forum」に加盟した。

 「Metaverse Standards Forum」は、メタバースの主要な標準化団体と企業が協力し、オープンで包括的なメタバースに必要不可欠な相互運用性の標準開発を促進するフォーラム。多数の3DCGに関わる業界標準化を主導してきたアメリカのクロノスグループがホストを務めており、業界をリードする国内外の主要メタバース関連企業が参画している。

 CRIは、「音と映像で社会を豊かに」を企業理念に、音声・映像の技術ブランド「CRIWARE(シーアールアイウェア)」をゲームやモビリティ、家電など様々な分野に提供している。ゲーム業界で信頼と実績のある「CRIWARE」ブランドで、メタバース上での多様なサウンド演出と高品質な音声コミュニケーションを実現する。本団体への加盟により、創業以来培ってきた音声・映像の技術でメタバース業界に貢献していくとした。

 CRI・ミドルウェアは創業以来、「音と映像で社会を豊かに」を企業理念に、音声・映像の技術ブランド「CRIWARE」をゲームやモビリティ、家電など様々な分野に提供している。

 メタバース向けの製品としては、2022年、オンラインコミュニケーションプラットフォーム『CRI TeleXus』を発表した。本製品はメタバース空間などで『そこにいる実在感』を実現する空間オーディオボイスチャットが特長のひとつとなっている。今後、「Metaverse Standards Forum」加盟を通じて、メタバースの標準規格に関する最新の動向をとらえ、音声・映像の技術で業界の発展に貢献していく。

■『CRI TeleXus』の主な特長

 『CRI TeleXus』は、高機能ボイスチャットなどさまざまな機能でオンラインコミュニケーションを拡張・強化するミドルウェア。多数のユーザーがオンライン上の同じ空間で交流するメタバースなどの仮想空間において、空間オーディオや話者分離等の音声技術で、実在感のあるコミュニケーションを実現する。

■空間オーディオボイスチャットで実在感ある会話が楽しめる

【空間オーディオボイスチャット】
前後左右様々な方向から話しかけられる感覚を再現し、仮想空間であっても実在感のある会話を実現。

【大規模コミュニケーション】
数千人規模の仮想空間でのボイスチャットに対応しており、メタバース空間やゲームなどのオンラインコミュニケーションを盛り上げる。

【メタバースでウォッチパーティーなどを実現する動画配信機能】(予定)
『CRI TeleXus』は継続して機能強化に取り組んでいる。今後もAI通訳やメタバースなどでウォッチパーティーが可能な動画配信機能など、様々な機能を実装する予定だ。
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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