【株式市場】日経平均は199円高、22年8月以来の2万9000円台、観光関連株など高い

◆日経平均は2万9056円25銭(199円81銭高)、TOPIXは2070.43ポイント(12.95ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億5451万株

 5月1日(月)前場の東京株式市場は、ゴールデンウイーク(GW)入りということで東武鉄道<9001>(東証プライム)などの私鉄株が軒並み年初来の高値に進み、JR各社やANAホールディングス<9202>(東証プライム)などの空運株も上げ、KNT-CTホールディングス<9726>(東証スタンダード)などの旅行株も高い。円安を受けて自動車、機械株などもしっかり。半面、半導体関連株は軟調な銘柄が目立ち、鉄鋼、海運株も軟調。日経平均は201円高で始まり、午前9時40分過ぎの287円45銭高(2万9143円89銭)を上値に一進一退となったが、取引時間中としては2022年8月19日以来の2万9000円台に乗った。

 インフォマート<2492>(東証プライム)やメルカリ<4385>(東証プライム)が好決算と今期予想の増額修正など好感されて活況高。ポプラ<7601>(東証スタンダード)は2月決算発表を機にした急伸相場の第2幕とされ3日連続ストップ高。光・彩<7878>(東証スタンダード)は金の国内価格の最高更新など言われいきなりストップ高。ギックス<9219>(東証グロース)は第3四半期決算や業績予想の増額修正が好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は増加し6億5451万株、売買代金は1兆6864億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1177銘柄、値下がり銘柄数は569銘柄。

 東証33業種別指数は28業種が上げ、陸運、空運、精密機器、電力ガス、機械、化学、卸売り、食料品、銀行、輸送用機器、医薬品、証券商品先物、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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