ウォンテッドリーはビジネスSNS「Wantedly」の募集情報をChatGPT上で検索可能に、約10万件の中から最適な募集を提案

■キャリア開拓の新たな可能性

 ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー<3991>(東証グロース)は25日、米OpenAI社の対話型AI「ChatGPT」向けの機能拡張ツール「ChatGPTプラグイン」の提供を2023年7月24日(月)に開始したと発表。同プラグインを活用することで、Wantedlyに掲載されている募集の中から、ユーザーが求める募集を簡単に見つけることが可能となる。

■WantedlyのChatGPTプラグインについて

 同社が今回提供するプラグインを活用すると、ChatGPT上で、Wantedlyに掲載されている募集情報の中から、簡単に興味関心のある募集を探すことができる。

 まずユーザーが、ブラウザ版のChatGPT上でプラグイン機能(ChatGPTのプラグイン機能は、有料プランである「ChatGPT Plus」に登録している方のみが利用可能)を有効にしたうえで、同社が提供するプラグインを選択。その後、希望する職種や勤務地、興味関心などを入力すると、Wantedly上に掲載している約10万件の募集(2023年7月時点)の中から、ユーザーにおすすめの募集を一覧表示する。そして、その中から気になる募集が見つかった際には、Wantedly上の募集ページに移動して詳細を確認し、企業へカジュアル面談を申し込むことができる。

 今回提供するプラグインを活用すると、短時間で希望の募集が見つけられるようになる。またChatGPTと対話を重ねる中で仕事に関する潜在意識が掘り起こされ、今までは気が付かなかった新しいキャリアの選択肢が見つかるほか、自身の検索では発見できなかった企業と出会える可能性もある。

 同社ではこれまでも、最新のテクノロジーを活用して、仕事と働き手のより良いマッチング機会を創出してきた。たとえば、機械学習を活用して、ユーザーごとに最適な募集を提示する推薦システムを開発し、運用している。今後も引き続き推薦システムの精度向上に邁進するほか、今回提供を開始したプラグインの機能改善を図るなどしながら、一人ひとりに合った会社との出会いをサポートし、「究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす」というミッションの実現を加速していいくとしている。

■ウォンテッドリーについて

 ウォンテッドリーは、『究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす』ために、はたらくすべての人が共感を通じて「であい」「つながり」「つながりを深める」ためのビジネスSNS「Wantedly」を提供している。2012年2月のサービス公式リリースから現在まで、登録会社数39,000社(2023年1月より日本国内向けサービスの登録企業数に限定して公開)、個人ユーザー数370万人を突破し、国境を越えて『はたらくすべての人のインフラ』を創っていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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