インフォマートの「BtoBプラットフォーム 請求書」が、富士通Japanの新サービス「Fujitsu Peppol Connect Service」と連携しPeppolに対応

■2024年夏頃、Peppolネットワークでのデジタルインボイス送受信が可能に

 デジタルの力であらゆる業務を効率化するインフォマート<2492>(東証プライム)は24日、同社が提供する「BtoBプラットフォーム 請求書」が、富士通Japanが提供する、Peppolネットワークを経由してデジタルインボイスのやり取りを実現する新サービス「Fujitsu Peppol Connect Service」との連携を、2024年夏頃から開始すると発表。

 これにより、「BtoBプラットフォーム 請求書」のユーザーは、Peppolネットワークでのデジタルインボイスの送受信が可能になる。

■連携概要

 デジタル庁は、官民連携のもと、請求書や納品書等の電子文書をネットワーク上でやり取りするための「文書仕様」「運用ルール」「ネットワーク」のグローバルな標準仕様である「Peppol(ペポル)」をベースに、日本国内におけるデジタルインボイスの標準仕様となる「JP PINT」を策定し、2022年10月に公表した。

 現在、ベンダー各社が、その仕様に基づいた開発を行っており、徐々にデジタルインボイスに対応するサービスが提供され始めている。今後、こうしたサービスが増え、Peppolネットワークにおけるデジタルインボイスの送受信が拡大することが予想される。

 同社では、デジタルインボイスの送受信に対応すべく、請求書クラウドサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」において、富士通Japanが提供する新サービス「Fujitsu Peppol Connect Service」との連携を2024年夏頃に予定している。

 今回の連携を通じて、「BtoBプラットフォーム 請求書」のユーザーは、アクセスポイント(※1)である「Fujitsu Peppol Connect Service」を介し、Peppolネットワークに参加する全てのユーザーとデジタルインボイスの送受信が可能となる。これにより、「BtoBプラットフォーム 請求書」を利用する90万社以上のユーザーが、Peppolネットワークに参加できるため、デジタルインボイスの普及スピードが加速し、社会全体の効率化が早まることが見込まれる。

 なお、「BtoBプラットフォーム 請求書」のユーザー同士は、従来通り「BtoBプラットフォーム 請求書」上でも請求書の送受信が行える。

(※1)アクセスポイントとは、Peppolネットワークに接続するための通信拠点である。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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