22日上場のファーストアカウンティングは買い気配のまま公開価格1320円の55%高(午前10時50分現在)

株式市場 IPO 鐘

■ネット上のインボイスの国際規格「Peppol」認定、会計分野に特化したAIソリューションを提供

 9月22日新規上場となったファーストアカウンティング<5588>(東証グロース)は会計分野に特化したAIソリューション事業(経理AI事業)を提供し、取引開始から買い気配のまま午前10時50分現在は2046円(公開価格1320円の55%高)で買い気配となっている。まだ初値はついていない。

 「正確で早い会計と戦略経理をAIで実現」「経理特化型AIで実現する業務改革」(同社ホームページより)を行い、経理AIモジュール『Robota(ロボタ)』シリーズ、請求書処理プラットフォーム『Remota(リモタ)』のサービスを提供する。また、受発注や請求にかかる電子文書(インボイスなど)をインターネット上でやり取りするための国際規格「Peppol(ペポル)」のPeppolサービスプロバイダーの認定を2022年8月にPeppol Authorityから受け、Peppolサービスプロバイダーの認定を受け、デジタルインボイス送受信サービス『Peppolアクセスポイント』のサービスを提供している。設立は2016年6月。

 業績見通し(2023年12月期・個別、会社発表)は、売上高を導入社数の増加や既存顧客のアップセルにより12億17百万円(前期比54.9%増)とし、営業利益は1億01百万円(前期は82百万円の営業損失)、当期純利益は1億09百万円(前期は78百万円の当期純損失)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る