シナネンHD、グループ会社のシナネンは遊休地を活用した冷凍自動販売機事業に参入

■第1弾が仙台市のサービスステーション「セルヴィス苦竹」

 シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)グループのシナネンは、同社の子会社で14箇所のサービスステーションを運営するシナネン石油(宮城県仙台市)が運営する宮城県仙台市の「セルヴィス苦竹」の遊休地に冷凍自動販売機を設置し、9月20日(水)より稼働を開始した。

 シナネンは「時代の求めるエネルギーを届け 社会を支える」を標榜。石油製品を安定的に供給しながら、再生可能エネルギーをはじめとする、時代が必要とするエネルギーを供給し、社会を支えることを目指している。その中で、サービスステーションでは、地域に適したエネルギーの供給だけでなく、地域の暮らしを支える拠点となることを方針に、燃料油の販売に加え、車検、中古車販売、オイル交換、タイヤ交換、洗車等、幅広い製品・サービスを提供している。今回は、油外の製品・サービスをさらに充実させ、これまで以上に地域の暮らしを支えることを目的に、新規事業として冷凍自動販売機事業に参入する。

 同事業は、シナネンホールディングスグループで推進している風土改革の取り組みの一環として、シナネンが「自発的でチャレンジが報われる組織」を目指す中で、新規事業のアイデアを募る「手上げ式ビジネス提案会」を実施し、そこで実際に提案されたアイデアがもととなり、今回の参入が決定した。

 今後の展開として、宮城県仙台市にあるサービスステーション「セルヴィス苦竹」の遊休地に冷凍自動販売機を4台設置し、「世界を旅する」をコンセプトに世界の様々な食品を販売する。

 販売開始時は韓国料理、中華料理、ラーメンなどの冷凍食品を取り扱い、さらに他の種類の冷凍食品も取り扱う予定である。商品の受発注はシナネンが行い、現地でのオペレーションはシナネン石油が担当する。今後は、シナネン石油で運営している他のサービスステーションへ展開していく予定である。

 また、9月23日(土)、24日(日)にオープニングイベントを開催。冷凍食品の購入者の中から、先着150名に2Lのドリンクを1本プレゼントする。

【販売概要】
販売開始:2023年9月20日(水)
設置場所:サービスステーション「セルヴィス苦竹」(宮城県仙台市宮城野区苦2-3-70竹)
設置台数:4台
価格:400~1,200円(税込)
販売商品:「韓国料理」「中華料理」「ラーメン」ほか
※販売商品は都合により変更する場合がある。
支払方法:現金およびQRコード決済(PayPay/メルペイ/auPAY/d払い/楽天ペイ/Alipay/WeChatPay)
※販売開始時は現金のみ対応。QRコード決済は順次対応予定。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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