テーオーHDは営業利益3.2倍などに注目集まりストップ高

■第1四半期決算、純利益は黒字化

 テーオーHD(テーオーホールディングス)<9812>(東証スタンダード)は10月13日、一段高となり、ストップ高の430円(80円高、23%高)まで上げた後そのまま買い気配を続け、約1か月半ぶりに年初来の高値を更新している。北海道を地盤に流通、不動産、木材事業などを展開し、12日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年6~8月)の営業利益が前年同期の3.2倍となり、四半期純利益は黒字化したことなどが好感されている。テーオーデパートの閉店セールによる売上高の増加もあった。

 第1四半期の連結営業利益は前年同期の3.2倍の1億61百万円となり、期初に開示した24年5月通期予想260億円(23年5月期比28.6%増)の62%に達した。月予想は全体に据え置いたが、デパート閉店などによる構造改善効果への期待が強まったと見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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