ファンデリーの挑戦と展望、スタンダード市場への挑戦

■創業の想いと上場の効果

 ファンデリー<3137>(東証グロース)の代表取締役である阿部公祐氏は、不必要な医療費をなくしたいという想いから、栄養成分が調整された健康食でお客様の血液検査結果の数値を改善する事業を始めた。上場により資金調達が可能となり、埼玉工場を建設したが、苦しい期間を乗り越えて漸く損益がプラスに浮上した。阿部社長は、同社ホームページにおいて、今後の展望と株主や仲間に向けて感謝の言葉を述べている。

■2つの食事宅配ブランドの特徴とメリット

 ファンデリーは、2つの食事宅配ブランドを展開している。一つは、糖尿病や腎臓病などの疾病をお持ちの方に向けた『ミールタイム』である。このサービスは、医療機関で指示された食事指導を遵守し、一人ひとりにあった食事制限数値を正しく把握し、守ることを支援する。栄養士がカウンセリングを行い、最適な食事を提案することで、血液検査の数値改善が実現できる。もう一つは、国産100%のハイブランド冷食『旬をすぐに』である。このサービスは、美味しい国産野菜を食べたい方や、添加物を気にされている方に向けたものである。食品添加物も82種類使用しておらず、自社工場で調理工程にもこだわっている。健康を予防する『旬をすぐに』からメディカルなお食事の『ミールタイム』まで、一気通貫で食事宅配サービスを展開し、一人でも多くの方の健康的な毎日を応援している。

■スタンダード市場への挑戦

 現在グロース市場に属しているファンデリーだが、課題をクリアして、スタンダード市場を目指していくという。そのためには、売上高や営業利益、自己資本比率などの基準を満たす必要がある。阿部社長は、ホームページで、今後とも一層のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げますと締めくくっている。また、ファンデリーIR専用のX(旧Twitter)を開始したことも報告した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る