コーユーレンティア、主要トラック配送時におけるCO2排出分のカーボンオフセット実施結果を発表

 コーユーレンティア<7081>(東証スタンダード)は、地球温暖化対策への貢献とレンタルサービスの価値向上を目的として、同社子会社「コーユーロジックス」の主要トラック(約60台)が配送時に排出した2023年分のCO2について、カーボンオフセットを実施したと発表した。

 2025年の温暖化ガス排出ゼロの実現に向け、政府においてもグリーントラストフォーメーション(GX)推進法の改正を目指すなど、官民をあげた排出量削減に向けた取り組みが加速している。

 同社グループでも、ESG経営の一環として2022年にマテリアリティを策定し、商品開発から営業、物流までをバリューチェーンとして捉え、脱炭素に向けグループ一体として取り組みを強化している。今回、同社が2023年6月に発表した宣言に従い、主要トラックが配送時に排出した、2023年分1,000tのオフセットを実施した。

【オフセットクレジットの概要】
(1) クレジット名(購入先)
 一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)を通したJ-クレジット(森林吸収)

(2)内容
・高知県中土佐町四万十黒潮の森間伐推進プロジェクト
・鳥取県芦津財産区による森林整備活動を用いた温室効果ガス排出削減事業-芦津の森いきいき木こりプロジェクト-
・三重県宮川上流部 宮川森林組合による持続可能な森林経営促進型プロジェクト
よみがえれ森林!!林業活性化に向けて~森の声をかたちに~
・宮崎県諸塚村森林炭素吸収量活用プロジェクト

(3) 購入量
1,000t(2023年1月~12月)

(4) 購入日
2023年12月21日

 今後コーユーレンティアグループでは、継続的にカーボンオフセットを実施していくとし、また使用電力を2030年までを目標として、再生可能エネルギー100%に転換するとともに、営業車をEV車等の環境配慮車へ順次移行するほか、エコ・ドライブの推進によりガソリンの消費量も削減し、2030年までにCO2排出量50%削減(2018年比)を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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