東レが金属に匹敵する高強度プラスチックフィルムを開発、高強度・高熱伝導性・耐寒性を実現

■超高分子量ポリエチレンのナノ構造が鍵、極低温・放熱・耐薬品用途に対応

 東レ<3402>(東証プライム)は24日、ステンレス鋼と同等の引張強度を持つプラスチックフィルムを創出したと発表した。同フィルムは、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)を二次元方向に高度に配向させたナノ構造を有しており、軽量性・絶縁性・柔軟性のほか、高熱伝導性・耐寒性・耐薬品性などの特性を兼備している。極低温・放熱・耐薬品保護などの用途に適しており、部材の軽量化・省スペース化に貢献するという。東レは、コア技術を活用して、社会に貢献する革新的な素材の開発に取り組んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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