リプロセル、子宮頸がんに対するTIL療法の新規パイプライン化を発表

■先進医療の臨床試験にも参加

 リプロセル<4978>(東証グロース)は2月6日、子宮頸がんに対する腫瘍浸潤リンパ球輸注療法(TIL療法)の新規パイプライン化を決定したと発表。TIL療法は、がん組織に含まれる免疫細胞を採取して体外で培養し、患者に戻す治療法で、進行悪性黒色腫や進行子宮頸がんで高い治療効果が期待される。

 同社は、慶應義塾大学医学部産婦人科学教室と共同研究を行っており、先進医療の臨床試験にも参加する予定である。同社は、既存のパイプラインである脊髄小脳変性症やALSの幹細胞製品に加えて、TIL療法の事業化を進めることで、中長期的な業績向上につなげるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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