Lib Workは続伸一段高、業績好調で台湾TSMCの熊本工場による土地活性化も注目要因に

■3Dプリンターで建設する住宅にも取り組み、こちらへの期待も強い

 Lib Work(リブワーク)<1431>(東証グロース)は2月27日、続伸一段高となり、9%高の877円(76円高)まで上げて昨年来の高値を更新した後も売買活発で、2022年9月以来の高値に進んでいる。熊本県を発祥に戸建て住宅の開発販売などを行い、今期の業績は急回復の見通し。このところは、半導体受託製造の世界最大手TSMC(台湾積体電路製造)の熊本工場を巡り、同県と九州地区で不動産バブルが発生と伝えられるなどで材料視されており、高業績とともに買い安心感の強まる展開となっている。

 直近の株価は、TSMC(台湾積体電路製造)熊本工場の開所式が2月24日に開かれたと伝えられた後の週明け26日から急動意となっている。3Dプリンターで建設する住宅の実用化にも取り組んでおり、こちらへの期待も強いものがあるようだ。

 今6月期・第2四半期の連結決算(2023年7~12月・累計)は2月9日に発表し、開示済みの予想を大幅に上振れて売上高は前年同期比20.9%増加し、営業利益は同4.3倍の急回復となった。今6月期の予想営業利益は前期比97.2%増を見込み、親会社株主に帰属する四半期純利益は同7.1倍を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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