ispace、ルーマニア初の月面ミッションを支援、高精度測位技術搭載機器を月面に輸送

■2026年ミッション3で実証、月の科学的理解と商業利用に貢献

 ispace(アイスペース)<9348>(東証グロース)は5月14日、ispace EUROPE S.A.を通じて、ルーマニアのControl Data Systems SRL社とペイロード輸送サービス契約を締結したと発表。この契約により、ispaceは2026年のミッション3で、CDS社の高精度測位技術を月面に輸送し、実証する計画である。CDS社は、欧州宇宙機関の支援を受けて開発した技術で、月面での正確な位置特定が可能となる。

 同契約は、両社が以前に締結した戦略的協力関係の覚書を基にしており、ルーマニアのペイロードが月面に輸送される初の事例である。これは、将来の月の商業活用と科学的理解に寄与するものと期待されている。CDS社の機器は、ispace technologies U.S.のミッション3の一部として、APEX 1.0ランダーに搭載され、月面に輸送される予定である。

 ispaceは、「Expand our planet. Expand our future.」をビジョンに、月面資源開発に取り組む宇宙スタートアップ企業。ランダーとローバーの開発を行い、月市場への参入をサポートする月データビジネスコンセプトの立ち上げも行っている。CDS社は、航空宇宙や石油・ガスなどの産業用アプリケーション向けのワイヤレス製品・技術を開発するテクノロジー企業であり、ESAとの複数の研究プロジェクトを成功させている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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