キャスターとオルツ、生成AIを活用した合弁会社を設立、プロダクト開発・サービス運用事業

■労働力不足解消と生産性向上を目指す

 リモートワークの普及を目指すキャスター<9331>(東証グロース)と、パーソナルAIの開発・実用化を行うオルツは5月23日、生成AIを活用したプロダクト開発・サービス運用事業に関する合弁会社の設立に向けて基本合意書を締結したと発表。

 近年深刻化する人手不足への対応として、労働生産性の向上を目的とした新たなテクノロジーの活用が求められている。AI技術の中でも、生成AIは、労働者の負担軽減や業務効率化など、大きな社会的変化をもたらす可能性を秘めている。

 今回の合弁事業では、キャスターが培ってきたフルリモートワークにおけるプロダクト開発の知見と、オルツが持つAI要素技術を組み合わせることで、「労働バイアス」の解除と「人の非生産的労働からの解放」を実現するソリューションの開発・提供を目指していく。

 新会社はキャスターの完全子会社として2024年9月1日に設立予定で、オルツよりライセンス及び技術の現物出資を受け、DES(Debt Equity Swap)により資本化される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る