セルムがストップ高、自社株買いの大幅拡充を好感、株数は当初予定の14倍に

■5月24日までだった取得期間は8月30日まで延長

 セルム<7367>(東証スタンダード)は5月24日、一段高となり、取引開始後に一時ストップ高の909円(150円高、20%高)まで上げて約4か月ぶりの年初来高値を大きく更新し、午前11時にかけてもストップ高を交えて売買され、急伸相場となっている。23日の午後、5月14日に発表した自己株式取得(自社株買い)の内容変更(上限株数、取得総額、買付期間の拡大)を発表し、株式価値のさらなる拡大に期待が広がった。

 5月14日に発表した自社株買いは、取得上限株数4万5000株、取得総額4700万円、買付期間は2024年5月15日から同年5月24日までだった。これを、取得上限株数は63万株(拡大前の14倍)に、取得総額は7億円(同15倍)に拡大し、買付期間は24年8月30日まで延長するとした。より一層の資本効率の向上と株主還元の充実を図り、機動的な資本政策を遂行する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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