江崎グリコ、オフィスグリコアプリ誕生、商品バーコード読み取りで手軽に決済

■クーポンや健康情報も提供

 江崎グリコ<2206>(東証プライム)の子会社でオフィスグリコ事業を手掛ける江グリコチャネルクリエイトは、6月10日から「オフィスグリコアプリ」のサービスを開始したと発表。同アプリでは、スマートフォンで商品バーコードを読み取ることで、電子決済に連携し、手軽に商品の購入ができる。働く人のための健康支援を目的に、クーポン配信や会員ランク制度、健康情報の提供も行う。

 オフィスグリコは、事業所内に商品棚や冷蔵庫を設置し、従業員に対して間食を提供するサービス。2002年に事業を開始し、無人販売ビジネスの先駆者として首都圏などの主要都市で展開している。従業員の健康的で生産的な労働環境の実現を目指していく。キャッシュレス決済の需要に対応するため、同アプリを導入した。アプリの基盤は、LINEミニアプリを採用している。

 適切な間食は、従業員のコンディション維持と企業の生産性向上に寄与する。オフィスグリコは、必要とされる商品とデジタルサービスを提供し、健康経営を推進する企業を積極的に支援していく方針。今後は、アプリ専用の二次元コードが付いた売り場を拡大していく。現時点では電子決済はPayPayのみだが、順次他の決済サービスにも対応する予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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