「LINE Pay」サービスが2025年4月に国内終了へ、PayPay残高への移行機能提供、10年の歴史に幕

■FinTech競争を勝ち抜く戦略、LINEヤフーが”選択と集中”

 LINEヤフー<4689>(東証プライム)とLINE Payは、2025年4月30日をもって、国内における送金・決済サービス「LINE Pay」を順次終了することを発表した。タイおよび台湾での同サービスは継続される。2024年5月時点で日本国内の登録者数は4400万人を超えていた。ユーザーには、今後、ペイペイ残高への移行が可能となり、ペイペイ加盟店での支払いなどを利用できる。

 LINE Payは2014年12月から国内で送金・決済サービスを開始し、オンライン・オフラインでの利用が広がった。2024年12月に10周年を控え、今後の事業展開を模索していた。一方、LINEヤフーグループは、グループシナジーの最大化に向けて事業再編と経営資源の選択・集中を進めてきた。この結果、国内の送金・決済サービス領域はPayPayに一本化することとなった。

 LINE Payサービスは、2025年4月下旬まで一部除き利用可能。ペイペイ残高への移行手続きは2025年2月末までにサイトで案内される。終了後の残高払い戻しは資金決済法に基づき実施予定。「LINE Pay公的個人認証サービス」や「ラインポイント」はLINEヤフーに継承され、サービス提供は継続される。今回の決定は、FinTechサービスを巡る競争を勝ち抜くための戦略的な経営判断である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■年間供給1万8000戸、ナショナルビルダーへ加速  住友林業<1911>(東証プライム)は2月1…
  2. ■募集社数は減少も人数は78%増、製造業で顕著  東京商工リサーチは2月5日、2025年の上場企業…
  3. ■老朽化・投資不足が直撃、地方で倒産・廃業7割超  帝国データバンクは2月6日、2025年に発生し…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■自己株式取得銘柄に投資妙味  山王<3441>(東証スタンダード)は3月13日、今7月期業績の上…
  2. ■自己株式取得株に「PKO」効果を期待しリスク最小化も一策  どこもかしこも春の嵐である。前日22…
  3. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  4. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  5. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  6. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る