イオン約4000店舗で電子レシートの本格導入へ、ペーパーレス化でCO2削減に貢献

■お買い物の際スマホで簡単に電子レシート確認可能

 イオン<8267>(東証プライム)は6月21日から、イオングループ19社約4000店舗で「電子レシート」の提供を開始すると発表。電子レシートとは、従来の紙のレシートの代わりにスマートフォンで購入履歴を確認できる仕組み。電子レシートの導入により、イオングループでは年間約7.8万本分の樹木の伐採を抑えることができると試算されている。

 電子レシートは「iAEON」アプリを提示するだけで利用可能で、紙のレシートと同様に返品や領収書の発行にも対応している。ペーパーレス化の推進は、顧客の利便性向上に加え、イオンが目指す「買物を通じて自然と環境に配慮した社会」の実現にもつながる。さらにiAEONアプリでは、電子レシート利用による環境貢献度を可視化する機能も搭載される予定。

 6月21日から8月31日の期間中、電子レシートを利用したお客様にはWAONポイントが進呈され、さらに抽選でEcoグッズがプレゼントされるキャンペーンを実施する。このキャンペーンを通じ、より多くの顧客に「自然と自然に貢献できる」電子レシートの活用を体感してもらうことを目指している。今後もイオンは、環境に配慮したサービスを提供し、顧客満足度の向上に努めていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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