ラバブルマーケティンググループの子会社コムニコ、「TikTok」に特化した専門チームを設置

■動画市場の成長と顧客ニーズを受けて、企業のTikTok運用支援を強化

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)の子会社で、企業のSNSマーケティングを支援する株式会社コムニコ(本社:東京都港区)は、7月1日付けで、TikTokに特化した企画・提案を行う専門チームを新設したと発表。自社プロダクトのTikTokの機能追加と合わせて、新体制で企業のTikTok運用支援を強化していく。

■TikTok専門チーム設置の背景

 縦型・短尺(ショート)動画市場は急速に成長している。日本では2017年にTikTokがリリースされて以降、InstagramリールやYouTubeショートと各プラットフォームが機能を導入している。それに伴い、企業のマーケティング活用も増えており、コムニコでもTikTokや動画施策に関する相談が増えてきた。

 また、TikTokの国内月間アクティブユーザー数は2,700万人(2023年9月時点、AppAnnie調べ)まで増加し(※1)、ユーザー層も広がりを見せている。TikTok For Businessの実態調査によると「若い世代だけでなく幅広い世代へとユーザー層が拡大、TikTokの利用実態も世代によって多様である」(※2)と言及されており、企業がミレニアル世代、X世代、Z世代に向けたマーケティングを行う上で、今や主要なSNS媒体のひとつとなっている。このような背景から、コムニコでは、TikTokの特性に特化した最適な企画・提案を実施するため、専門チームを設置した。

 なお、コムニコでは、2024年6月に自社で開発・提供するSNS運用効率化ツール「comnico Marketing Suite(コムニコ マーケティングスイート)」に、TikTokの投稿・分析機能を追加し、今後も機能のアップデートを予定している(※3)。TikTok専門チームの設置により、新体制で企業のTikTok運用支援を強化することで、既存顧客のアップセルおよび、新たな顧客開拓による売上拡大を目指していく。

■TikTok専門チームについて

 TikTok専門チームは、「営業」「マーケティング」「広告」「動画撮影・制作」「分析」「開発」などの部署横断で構成している。今後は、TikTokに特化した新規商品の開発を進め、新規・既存どちらの顧客へもTikTokの専門知識を持って、マーケティング課題やニーズに合わせた施策を提案していく。

※1:We Love Social「人気SNSのユーザー数まとめ|X(Twitter)、Instagram、LINE、TikTokなど」
※2:TikTok For Business、「X世代白書」を発表!〜理由が必要なX世代へ、架け橋を。〜
※3:SNS運用効率化ツール「コムニコ マーケティングスイート」がTikTokに対応
(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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