【注目銘柄】オンワードは業績上方修正を見直し低位値ごろ割安株買いが再燃して反発

注目銘柄

■大幅連続増配を予定、配当利回りが4%以上に

 オンワードホールディングス<8016>(東証プライム)は、前日10日に5円高の576円と4営業日ぶりに反発して引けた。同社株は、今年7月4日の今2025年2月期第1四半期(2024年3月~5月期、1Q)決算の発表時に今期第2四半期(2024年3月~8月期、2Q)累計業績と2月期通期業績のうち経常利益と純利益を上方修正したにもにもかかわらず株価は、材料出尽くし感を強めて下値を探ってきたが、売られ過ぎとして低位値ごろの割安株買いが再燃した。アパレル株全般は、総じて業績伸び悩みで値を崩しているが、早期に調整局面入りとなったことで調整一巡の打診買いにもつながっている。また今期配当は、年間24円と大幅連続増配が予定されており、配当利回りが4%以上となることも合わせて買い材料視されている。

■基幹ブランドが好調でOMOサービス導入店舗も拡大

 同社の今2月期通期業績は、経常利益と純利益のみ上方修正され、経常利益は期初予想より2億円、純利益は2億5000万円それぞれ引き上げられ、売り上げ2000億円(前期比5.5%増)、営業利益125億円(同11.0%増)、経常利益122億円(同20.5%増)、純利益82億5000万円(同24.8%増)と見込まれ、増収増益率を伸ばす。気候変動に対応して新規格商品の展開に取り組み、基幹ブランドの『23区』、『J.PRESS』や新ブランドの『UNFILO』が好調に推移し、商品在庫の適正化を進め、さらにEC販売のOMOサービス「クリック&トライ」の導入店舗が44店舗増加の404店舗に拡大し、ブランド複合店の拡大により店舗運営を効率化し売上高販管費率を低下させたことなどが要因となった。

 今期配当は、配当性向の目安を30%以上としていた従来の配当政策を変更し、配当性向の目安を40%以上に引き上げたことに基づき、年間24円(前期実績20円)に大幅連続増配を予定している。

■PER9倍、PBR0.9倍、配当利回り4%の修正で年初来高値奪回に再発進

 株価は、前期業績の合計4回目の上方修正に今2月期業績の2ケタ増益・大幅連続増配が続いて年初来高値680円まで上値を伸ばし、その後は25日移動平均線を出没する100円幅のボックス相場となり、今回の今期業績の上方修正も今期1Q営業利益が減益着地したことを嫌ってボックス下限を下抜け567円安値まで売られた。PERは9.47倍、PBRは0.97倍、配当利回りは4.16%と売られ過ぎを示唆しており、年初来高値奪回を目指して再発進しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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