1割か数倍か 儲かる可能性の雰囲気が地合い也=犬丸正寛の相場格言

【先人の教えを格言で解説!】
(犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に残した相場格言を定期的に紹介。)

■1割か数倍か 儲かる可能性の雰囲気が地合い也

株式市場ではよく「地合いが良い」「地合いが悪い」という言葉が使われますが、初心者にはこの言葉の意味が少し掴みにくいかもしれません。相場の「地合い」とは、その日の市場全体の雰囲気やムードを指します。この感覚は、ある程度の売買経験を積まないと身につかないものです。

例えば、悪いニュースが出ても株価が下がらない、あるいは良いニュースが出ても株価が上がらない場合、これは地合いが悪いと判断できます。最近は短期売買が主流ですが、このような投資家にとって「地合いの良し悪し」は非常に重要です。

今の相場が、(1)良いニュースを受け入れる地合いなのか、(2)そのニュースによって株価が1割上がるのか、それとも2倍3倍になる可能性があるのかを見極めることが大切です。

地合いを判断する尺度として、日経平均の過去の上昇度合いや現在の位置が重要です。小幅な利益を狙うか、大きな値上がりを狙うかは、地合いによって決まります。特に、中長期投資においては、短期投資以上に市場の風を感じ取ることが重要です。風を読み違えると、長期間株を動かせない「塩漬け」の状態になってしまうこともあります。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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