神戸物産は次第に強含む、為替の円高など好感され注目が再燃

■業務スーパーは「世界の本物をコンセプトにした自社直輸入」で提供

 神戸物産<3038>(東証プライム)は8月5日、次第に強含む相場となり、4%高の4025円(159円高)まで上げた後も4000円をはさんで堅調に売買されている。業務スーパー事業では、「世界の本物をコンセプトにした自社直輸入品による、魅力あふれるプライベートブランド商品をベストプライスで販売」。このため、このところの円高傾向は歓迎できる要因になり注目が再燃している。

 10月決算銘柄で、6月に発表した第2四半期決算(2023年11月~24年4月・累計、連結)は、為替の円安が強まった期間だったが、売上高は新規出店と既存店への商品出荷好調などにより前年同期比11.8%増加し、売上総利益は「為替変動の影響を受けつつも、売上高が好調に推移したことにより、同19.3%の増加」(決算説明資料より)となり、営業利益は同25.4%の増加となった。第3四半期の決算発表は9月初旬になる見込み(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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