エクサウィザーズが急騰、関西電力グループに提供したAIモデルが蓄電池運用で本格稼働

■AIが蓄電池の運用を最適化、収益向上と安定的な電力供給に貢献

 エクサウィザーズ<4259>(東証グロース)は9月19日、24円高(8.14%高)の319円(13時57分)まで上げて急騰している。同社は9月18日、関西電力<9503>(東証プライム)グループのE-Flow合同会社に提供したAIモデルが、系統用蓄電池の電力取引最適化で本格稼働を開始したと発表。同AIモデルは、複数の電力市場を対象とし、ビッグデータを分析して最適な入札条件を算出する。

 同AIモデルの導入により、蓄電池保有顧客の運用収益向上、電力品質の安定化、再生可能エネルギーの需給調整最適化による脱炭素への貢献が期待される。E-Flowは今後、他のエネルギーリソースへのAI活用拡大を予定しており、2030年時点で系統用蓄電池の運用設備容量1GWを目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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