富士フイルム、AIを活用した上部消化管内視鏡検査レポート作成支援ソフトウェア「AR-G1」を発売

■新しいAI技術が内視鏡検査を革新、医師の負担軽減へ

 富士フイルムホールディングス<4901>(東証プライム)グループの富士フイルムは9月26日、AI技術を活用した上部内視鏡検査のレポート作成支援ソフトウェア「AR-G1」を2024年9月26日から発売する。このソフトウェアは、内視鏡情報管理システム「NEXUS」のオプションとして提供され、適切な画像を自動で選択・貼付することで医師の負担を軽減する。

 内視鏡検査数の増加に伴う医師の負担増加や、医師の働き方改革に対応するため、富士フイルムは医療現場のワークフロー効率化に取り組んでいる。「AR-G1」は、撮影部位の認識や画像の明るさ、ピントなどを考慮し、ガイドラインに則った判定基準をもとに適切な静止画像を自動選択する。

 「AR-G1」は、画像自動貼付機能とランドマークフォトチェック機能を備えている。前者は最適な静止画像を自動でレポートに貼付し、後者は各部位での撮影枚数を確認できる。これらの機能により、内視鏡検査ワークフローの効率化と医療の質の向上が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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