日立製作所、秋田県に洪水予測システムを納入、24時間リアルタイムで高精度予測

■太平川など、洪水予報河川の氾濫を事前に予測、避難支援に繋げる

 日立製作所<6501>(東証プライム)は10月28日、秋田県から河川水位と洪水を24時間連続でリアルタイム予測するシステムを受注したと発砲。2025年春からの運用開始を予定しており、最新の気象データを自動で取り込み、6時間先までの予測を可能とする。秋田市内の洪水予報河川である太平川の氾濫可能性を事前に把握し、洪水警報の精度向上を図っていく。

 同システムの特長は、3カ所の河川水位データとの連携による予測精度の向上、樋門開閉や排水機場の稼働変更シミュレーション機能、外水・内水氾濫の同時予測能力である。また、日立の特許技術Dynamic DDMにより、浸水領域の広がりを高速に予測することが可能である。

 近年の気候変動による水害の激甚化を受け、秋田県では2020年9月に流域治水協議会を設置し、2023年7月の大規模浸水被害を踏まえた対策を実施している。日立は水総合プロバイダーとして、山形県東根市との共同研究や青森県での実績を活かし、同システムを構築する。将来的には避難・緊急活動支援アプリケーションとの連携も目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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