マーチャント・バンカーズがアジアを中心にゲームソフト販売など行うGCL社の転換社債に投資

マーチャント・バンカーズ

■GCLグループは米NASDAQ上場企業を有するグループ会社となる予定

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は11月5日、2024年10月7日付で、GCL Global Limited(以下、「GCL社」)の発行した転換社債(以下「本転換社債」)200千米ドルの取得を発表した。

 GCL社は、ゲーム事業の成長が著しいアジア市場を中心にゲームソフトの販売等の事業を営んでいる。これまでGCLグループは、グループの会長であるJacky Choo氏を中心に高品質で魅力的なゲームの開発や販売をグローバルに行っており、ゲームの開発者や販売業者、ブランドオーナーと協業をしながらアジアのゲームエンターテイメント事業者としての地位を確立している。また、ゲームソフトの流通チャネルは7か国にも亘り、各地域の消費者に最適なゲームブランドを配信している。

 GCL社が今後予定している同社グループによる企業結合に係る取引を経た後に、本転換社債の権利行使を行う際は、当社はGCL社のグループ会社であるGCL Global Holdings Ltd.(以下、「GCLGH社」といい、GCL社、GCLGH社及び同社のグループ会社を総称して「GCLグループ」とする)が発行する株式を取得することとなる。

 GCLGH社は、2023年10月に、GCL社並びに2022年3月より米国NASDAQにSPAC上場しているRF Acquisition Corp.との間で企業結合に係る取引のための合併契約を締結したことを公表した。これにより、GCLグループは米NASDAQ市場の上場企業を有するグループ会社となる予定。

 当社は、この度、GCL社が発行した本転換社債200千米ドルを取得した。当社は本転換社債に係る権利行使を行うことでGCLGH社が発行する株式を取得することを可能とする。なお、GCLグループによる合併手続きが2025年3月28日までに完了しない場合、又は、合併取引に係る交換比率を算出する際に使用される1株当たりの価格が10米ドル未満の場合においては、残存する本転換社債の元本の110%の償還を受ける権利がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  2. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  3. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  4. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  5. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  6. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る