ソニーGが一段と出直って始まる、「KADOKAWA買収へ協議」と伝えられ期待高まる、KADOKAWAは連日急伸

■「エンタメ分野で傘下企業を増やしたい考え」のもよう

 ソニーG(ソニーグループ)<6758>(東証プライム)は11月20日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の3049.0円(113.0円高)まで上げ、約4か月前につけた年初来の高値3097.0円に向けて上値を追っている。19日午後、「ソニー、KADOKAWA買収へ協議=関係筋」(ロイターニュース11月19日14:49)と伝えられ、19日の値動きは緩慢だったが、思惑買いの強まる様子となっている。KADOKAWA<9468>(東証プライム)は19日の発表後に急伸したのに続き急伸しており、2日連続のストップ高に迫っている。

 両社とも、20日午前9時の時点では「東証適時開示」に特段の開示を行っていない。報道によると、「ソニーグループは電機メーカーから映画や音楽、ゲームといったエンタメや半導体など多くの事業を手がける複合企業に転換しており、エンタメ分野で傘下企業を増やしたい考え」という。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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