京成電鉄と京急電鉄が急伸、旧・村上ファンドが照準と伝えられ思惑買い

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■各々成田空港、羽田空港につながる路線をもつことなどで連想広がる

 京成電鉄<9009>(東証プライム)は11月25日、一時18%高の4538円(699円高)まで上げる場面を見せて急激に出直り、京浜急行電鉄<9006>(東証プライム)も16%高の1419.0円(199.5円高)まで上げる場面を見せて急伸している。「『京急』『京成』に照準定めた旧村上ファンドの思惑」(東洋経済オンライン11月25日午前5:50)と伝えられており、買い材料視されたもようだ。

 京成と京急は各々成田空港、羽田空港につながる路線をもつ。報道によると、「関東私鉄大手2社の株式を、アクティビスト(物言う株主)として知られる旧村上ファンド系の投資会社が保有した」「ある市場関係者が東洋経済の取材で明かした」とし、旧・村上ファンドが2000年代に旧・阪神電鉄の筆頭株主になり、その後、阪急阪神ホールディングスが誕生したことを挙げるなどで、思惑含みの状況を伝えている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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