トレジャー・ファクトリーが出直り強める、証券会社による投資判断の引き上げを受けモヤモヤ感が晴れる

■いちよし証券が投資判断を「B」から「A」に引き上げたと伝わる

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は11月29日、1313円(44円高)で始まった後一段と上値を指向し、下値圏から出直りを強めている。業績は連続最高益の見込みで好調。いちよし証券が投資判断をこれまでの「B」から「A」に引き上げたと伝えられ、買い材料視された。

 10月に発表した第2四半期決算(2024年3~8月:中間期、連結)は、売上高が前年同期比23.7%増加し、営業利益は同20.5%増加するなど、引き続き快調だった。ただ、3か月ごとにみると6~8月の営業利益が減益。出店費用などの先行投資によるものとされた。今回の投資判断の引き上げを受け、この辺のモヤモヤ感が晴れてきたとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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