ファーストコーポレーションが今5月期の業績・配当予想を増額修正、建設事業、不動産事業とも公表値を上回る見込みに

(決算速報)

■5月期末配当は42円(前期比11円の増配)の予定に

 ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は12月13日の正午に今期・2025年5月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表し、25年5月期末配当は24年7月に開示した前回予想を1株につき4円増配し42円(前期比では11円の増配)の予定とした。

 株価は後場一段と強含む相場となり、一時5%高の840円(39円高)まで上げて出直りを強めた。

 25年5月期の連結業績予想は、建設事業で完成工事高、完成工事総利益とも順調に推移する見通しとなり、不動産事業では事業用地の販売が想定を上回って推移していることなどにより、売上高を7月に開示した前回予想比20.3%増の415億円の見込みに見直し、営業利益は同11.1%増の25億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は同9.3%増の16.4億円の見込みに各々見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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