Heartseedが一段と出直る、iPS細胞由来の心筋球治療に期待強い

■「新しい細胞治療の可能性を検証」と順天堂医院、半値押しから再び動意

 Heartseed(ハートシード)<219A>(東証グロース)は12月25日の後場、一段と出直りを強める相場となり、10%高の2683円(239円高)まで上げて約1週間前につけた上場来の高値2830円に向けて値を上げている。iPS細胞による心筋再生技術で重度の心臓病治療を行い、12月12日付で順天堂医院(順天堂大学医学部附属)が発表したiPS細胞由来心筋球治療に関するリリースの中で「この治験はHeartseed(ハートシード)株式会社が提供するiPS細胞由来の心筋球を用いた新しい細胞治療の可能性を検証するもの」として以降、株価に躍動感が出ている。

 株価は12月13~17日にかけて1300円近く急伸し、2830円の上場来高値に進んだ。その後の調整幅は564円にとどまり、半値押しの手前で調整が一巡してきた。こうしたテクニカル的な面から再び手掛けやすくなったとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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