積水化学が上場来高値を更新、フィルム型ペロブスカイト太陽電池に期待強まる

■23日のリリース発表に続き詳細報道が出て注目再燃

 積水化学工業<4204>(東証プライム)は12月26日、一段と上げて始まり、取引開始後は5%高の2577.0円(123.0円高)まで上げて約1か月ぶりに上場来の高値を更新している。12月23日にフィルム型ペロブスカイト太陽電池の共同実証実験を銀行店舗などで開始と発表しており、26日は「曲がる太陽電池量産へ3100億円、堺に新工場」(日本経済新聞12月26日付朝刊)と伝えられ、あらためて期待の強まる相場になっている。

 発表によると、同社は、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)の三菱UFJ銀行の大井支店(東京都品川区)およびMUFGグローバルラーニングセンター(神奈川県横浜市西区)にフィルム型ペロブスカイト太陽電池を設置し、実証実験を行う。同電池開発の肝といわれる屋外耐久性において10年相当を確認し、30cm幅のロール・ツー・ロール製造プロセスを構築した。さらに、同製造プロセスによる発電効率15.0%のフィルム型ペロブスカイト太陽電池の製造に成功しており、さらなる耐久性や発電効率の向上、1m幅の製造技術の確立に向けて開発を加速させている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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