And Doホールディングスのフィナンシャルドゥと提携する楽天銀行のリバースモーゲージ保証残高が100億円を突破、参入から約4年で達成

■ネット銀で初めてリバースモーゲージに参入、2021年1月より提供開始

 ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開するAnd Doホールディングス<3457>(東証プライム)と連結子会社・株式会社フィナンシャルドゥ(京都府京都市)は、1月8日午後、不動産担保評価及び債務保証などでフィナンシャルドゥと提携する楽天グループ<4755>(東証プライム)の楽天銀行株式会社(東京都港区)が2021年1月より提供している「楽天銀行リバースモーゲージ」(以下、同サービス)の保証残高が24年12月末時点で100億円を突破と発表した。楽天銀行はネット銀行で初めてリバースモーゲージに参入し、約4年で保証残高100億円を突破した。

 同行は高齢化社会が進展する日本において、老後資金の課題を解決するキープロダクトの一つとして、21年1月に同サービスの取扱を開始した。リバースモーゲージは、お住まいのご自宅を担保にして、そのまま住み続けながら融資を受けられる仕組みのローン制度。元本と利息をお支払いいただく住宅ローン等の一般的なローンとは異なり、月々のお支払は利息のみで、老後資金の不安を解消する商品として注目を集めている。

 同サービスは、取扱開始以来、老後の生活資金はもちろん、住宅ローンの借り換え、介護付き分譲マンションの購入資金など多くのお客さまにご利用いただいており、また、インターネット銀行としての特性を活かし、取扱地域が一部地域を除いた全国であること、来店不要でウェブサイトでお申込いただける手軽さや魅力ある金利設定などからご好評をいただいていると同行はみており、今後も拡大傾向が見込まれる。

 また、22年6月にAnd Doホールディングスは同行と銀行代理業委託契約を締結し、同行を所属銀行とする銀行代理業者として、同サービスの取扱を開始。当社のネットワークを活用し、多くのお客さまのニーズにお応えすることが可能になった。

 今後も当社とフィナンシャルドゥは多くの金融機関と連携し、リバースモーゲージ保証事業の成長を図り、市場のニーズが高まるシニア層に向けた商品の拡充と、不動産を活用したサービスの提供により、日本経済の活性化に貢献して行く方針だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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