【この一冊】子ども心を探求する12の物語、「こどもになって世界を見たら?」が発売

~こどもの視点ラボがひも解く、子どもの心の奥底~

■発達心理学から見た子どもの世界

 電通グループ<4324>(東証プライム)の研究組織「こどもの視点ラボ」が手がける新刊『こどもになって世界を見たら?』は、子どもの目線から世界を捉え直すという画期的な試みである。発達心理学や時間学など多様な専門分野の知見を結集し、赤ちゃんから幼児までの成長過程における疑問や謎に迫った意欲作である。

 同書の特徴は、「赤ちゃんの頭の重さ」や「子どもの時間感覚」など、12のテーマについて綿密な研究を行い、その成果をわかりやすく解説している点である。各章は独立した研究として構成されており、「ベイビーヘッド」「ベイビーボイス」「2歳の朝食」など、興味を引くタイトルが並ぶ。特に注目すべきは、これらの研究が「大人がこどもになってみる」という斬新な視点で実施されていることである。

 対象読者は子育て世代の親はもとより、保育・教育関係者、そして「かつては子どもだった」すべての大人たちである。A5判192ページ、税込1760円という手に取りやすい装丁と価格設定も魅力的である。2月3日の一般発売に先立ち、2月1日から全国7つの蔦屋書店と「もっと!こどもの視展」会場での先行販売も予定されている。

・トゥーヴァージンズ、A5判、192ページ、1760円(税込)
・ISBN:978-4-86791-032-0
・著者:こどもの視点ラボ
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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