ニプロ、投資有価証券売却で65億円の特別利益計上へ

■政策保有株式の見直しで上場株式1銘柄を売却

 ニプロ<8086>(東証プライム)は1月15日、開催の取締役会において、保有する投資有価証券の一部売却を決議したと発表。この決定により、特別利益として投資有価証券売却益65億円を計上する見込みである。

 売却対象となるのは、同社が保有する上場有価証券1銘柄であり、売却期間は2025年1月16日から同年3月31日までを予定している。この売却は、コーポレートガバナンス・コードに基づく政策保有株式の見直しの一環として実施され、資産効率の向上および財務体質の改善を目的としている。

 同社は、当該投資有価証券売却益を2025年3月期連結会計期間において特別利益として計上する予定。なお、2025年3月期通期連結業績予想については現在精査中であり、業績予想の修正が必要となった場合には速やかに開示するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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