シャープの「ロボホン」が高齢ドライバの安全運転をサポート、住友商事など4社連携で実証実験開始

■2025年1月から大阪府で先行実証、4月から全国展開へ

 住友商事<8053>(東証プライム)、名古屋大学未来社会創造機構、ポットスチル、シャープ<6753>(東証プライム)の4者は1月17日、高齢ドライバ向けの運転支援ソリューションの実証実験を開始すると発表。シャープのモバイル型ロボット「ロボホン」を活用したドライバエージェントシステムにより、運転中の支援と運転後の振り返り支援を実施する。実証実験は2025年1月23日、28日に大阪府の一部公道で先行実施され、同年4月からは全国の公道でも展開される。

 超高齢化社会において深刻な問題となっている高齢ドライバによる交通事故への対策として、安全運転支援の仕組み整備が急務となっている。名古屋大学未来社会創造機構は2016年から継続的にドライバエージェントシステムの研究を進めており、危険な運転行動への気づきの促進や、同乗者効果による事故率低下などの効果を検証してきた。同実証では、ロボホンの同乗により、音声ナビ機能では得られない効果や、運転評価・アドバイスの受容性向上が期待される。

 先行実証実験は2025年1月に大阪府八尾市内の指定ルートで高齢ドライバ18名を対象に実施される。続く全国実証実験は同年4月から5月までの2カ月間、高齢ドライバ20名を対象に全国の公道で行われる。4者は実証で得られた知見を活かし、2025年度中のプレサービス提供開始、2026年度中の商用化を目指している。この取り組みを通じて、高齢者の安全な移動手段の確保と交通事故防止に貢献することが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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