アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、チャミ・コーポレーションと資本業務提携、リフォーム市場に本格参入

■株式22.95%取得で事業シナジー創出

 アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>(東証グロース)は2月3日、チャミ・コーポレーションとの資本業務提携を発表。建築家ネットワークの弱体化に対応するため、チャミ社の株式22.95%を取得し、リフォーム事業と家具・インテリア販売の強化を目指していく。

 同社は中期経営計画に基づき、工務店や建設会社のニーズに応えるべく新たな戦略を展開する。チャミ社との提携により、輸入家具の販売や内装工事のノウハウを活用し、88,000人を超えるアカデミー会員向けのサービスを拡大する。2025年4月には欧州からの輸入家具販売を開始し、6月には新たな高デザイン性の家具製造販売プロジェクトも計画している。

 同提携は、住まい関連事業と暮らし関連事業の両面でシナジー効果が期待され、リフォーム関連事業と家具什器・生活雑貨の販売事業における新たな成長の柱となることが見込まれる。2025年3月期の連結業績への影響は軽微とされているが、今後の事業展開に注目が集まっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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