【株式市場】日本郵政グループ3銘柄がそろって上値を追い日経平均は大幅続伸

株式市場

◆日経平均の前引けは1万9122円42銭(195円51銭高)、TOPIXは1556.98ポイント(16.55ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億1161万株

チャート13 5日前場の東京株式市場は、円相場が1ドル121円台後半に入る円安基調になった上、昨日上場の日本郵政グループ3銘柄がそろって上値を追ったことなどが買い安心感を広げたようで、日経平均は朝高の後ひと呼吸入れて再騰し、前引けにかけて218円45銭高(1万9145円36銭)まで上げた。前引けも195円51銭高の1万9122円42銭となり2日続伸基調。半面、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は軟調となった。

 上場2日目の日本郵政グループ3銘柄は前場、日本郵政<6178>(東1)(公開価格1400円、初値1631円、初日の終値1760円)が一時1850円まで上げ、昨日ストップ高となったかんぽ生命保険<7181>(東1)(公開価格2200円、初値2929円、昨日の終値3430円)は一時4100円まで上げ、ゆうちょ銀行<7182>(東1)(公開価格1450円、初値1680円、初日の終値1671円)は一時1806円まで上げた。

 JT<2914>(東1)が四半期好決算や増配を好感して戻り高値に進み、イメージワン<2667>(JQS)は政府と医療団体の電子カルテ推進策などを好感して急伸。メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ)も医療データ高度化期待などで大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は12億1161万株、売買代金は1兆4726億円。1部上場1910柄のうち、値上がり銘柄数は1298銘柄、値下がり銘柄数は489銘柄となった。

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