総医研ホールディングス、子会社のNRLファーマがVarinosと共同でラクトフェリンを用いた新たな特許を取得

■妊活から妊娠期までサポート可能に、新たなラクトフェリン技術で特許取得

 総医研ホールディングス<2385>(東証グロース)の子会社であるNRLファーマは2月6日、Varinosと共同で、ラクトフェリンを用いた新たな特許を取得したと発表。同特許は、子宮内フローラの改善を通じた不妊患者の妊娠確率向上に加え、妊娠後の流産や早産リスクの抑制を可能にする技術だ。

 特許第7580697号として登録された本技術は、既存の共同特許(特許第6831548号)を基に、子宮内細菌叢の乱れに起因する妊娠中の流産・早産リスクを抑制する新機能を追加したものである。これにより、妊活中の女性から妊婦まで、幅広い層への支援が可能となった。

 NRLファーマは腸溶性ラクトフェリン技術を軸に機能性食品の開発・販売を手がけており、同特許によりラクトフェリン製品の導入拡大を目指す。ただし、当期業績への影響は軽微と見込んでいる。今後、公表すべき事項が生じた際は速やかに開示するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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