伊藤忠商事の判断は?セブン&アイ買収提案、株主の理解を最優先と慎重な姿勢を強調

■意思決定は「社内基準とガバナンス遵守が前提」

 伊藤忠商事<8001>(東証プライム)は、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東証プライム)の買収提案をめぐる動向が注目を集める中、2月10日、同件に関する公式声明を発表。同社によると、セブン&アイ創業家から戦略パートナーとしての関与を要請されていることは事実であるが、現時点で具体的な条件は決まっておらず、取締役会での協議にも至っていないという。

 伊藤忠商事は、セブン&アイ買収案件への関与について様々な報道がなされ、決算発表時にも多くの質問を受けたことを認めた。そのうえで、「本件に関する意思決定は他の新規案件と同様に、社内の投資基準を満たし、厳格なガバナンスの下で進める」と説明。現時点では関与の具体的な方針は決まっていないとした。

 声明では、「株主の皆様の理解と納得が大前提であり、ご心配をおかけするようなことは決してない」と強調。市場関係者の関心が高まる中、慎重な姿勢を示すことで、投資家や株主の不安を払拭する意図がうかがえる。今後、伊藤忠商事がどのような判断を下すのか、引き続き注目が集まる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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