ホンダ、大阪梅田に新たなソフトウェア開発拠点を開設、東京都内にも開設予定

■「Honda Software Studio Osaka」始動

 ホンダ<7267>(東証プライム)は6月26日、大阪市北区の複合施設「グラングリーン大阪」内に新たなソフトウェア開発拠点「Honda Software Studio Osaka」を4月に開設したと発表した。同拠点は、電動化や知能化を推進する中核拠点として整備され、大阪における従来の拠点を発展させるかたちで設立されたものである。2031年3月期までにソフトウェア関連で2兆円規模の投資を計画するホンダは、開発体制の強化に向け、全国各地に拠点を展開しており、今後は東京都内にも新拠点を開設する予定となっている。

 Honda Software Studio Osakaでは、自動運転やスマートキャビン、ビークルOSといったソフトウェアデファインドビークル(SDV)の開発に関連する多部門が集結している。現在は約100名のアソシエイトが在籍し、その85%がキャリア採用である。多様な業界からの人材がプロパー社員と協業し、従来のモビリティメーカーにはない視点から競争力を高めている。加えて、働き方としてABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を導入し、柔軟で創造的な業務環境の実現を図っている。

 また、同拠点では「三現主義」の思想を反映した設備も特徴的である。実機を前に議論できるプロジェクトブースや、デバッグに特化した作業室、車両の近接開発を可能にする駐車スペースなど、実践的な開発環境を整備した。これにより、製品の品質や開発効率の向上が期待されている。ホンダは今後、同拠点を関東圏に次ぐ国内第二の規模とし、約500名体制への拡大を目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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