KeyHolderグループの映像制作会社が新規事業として映画配給業務を開始

■KADOKAWAの元副社長で数々の作品をプロデュースした井上氏の企業と顧問契約

 KeyHolder<4712>(東証スタンダード)は4月1日朝、バラエティ・ドラマや映画、CM制作、俳優育成などを行う連結子会社・株式会社UNITED PRODUCTIONS(東京都渋谷区、以下UP社)が新規事業として映画の配給業務を行うことと、KADOKAWA<9468>(東証プライム)の元代表取締役副社長で映画プロデューサーやアニメプロデューサーとして数々の作品に名を連ねてきた井上伸一郎氏が代表社員である合同会社ENJYU(東京都世田谷区)との間で顧問契約を締結することなどを発表した。

 UP社は、KeyHolderグループの映像制作事業セグメントを担い、地上波向けのバラエティ番組制作を筆頭にドラマや映画、アーティストのMV制作のほか、同業他社や各放送局向けの人材派遣事業、映画製作に係る制作経理事業、さらに、直近ではテレビCMに特化した専門部署を設立するなど、多種多様な映像コンテンツに携わる映像制作会社として積極的な事業活動を展開している。

 このような中、日本最大のコンテンツサプライヤーを目指すUPでは、従来のコンテンツ作りから納品までを行う制作領域から一歩踏み込み、特に映画コンテンツを全国の映画館や上映施設などに供給する配給事業を新たに開始することで業務領域を拡大させ、収益体質の強化を図ることとした。当該事業は2025年4月1日より開始する。

 また、合同会社ENJYUにおいては、主にUP社が新たに開始する配給事業を専門的に監修いただくことを目的都するものの、その他にもKeyHolderグループにおいて展開する総合エンターテインメント事業とのリレーションやシナジーの面でも、同社代表社員である井上伸一郎氏の豊富な知見に基づく有効なご助言及びサポートを期待できるものとの観点から、KeyHolderとの間で顧問契約を締結するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る