三菱重工が続伸スタート、日米関税交渉でトランプ大統領「大きな進展」とし防衛費増額などに期待強まる

■「円安是正」の件は出なかったもようと伝えられ円相場は軟化

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は4月17日、続伸基調で始まり、取引開始後は2607.0円(43.0円高)まで上げて出直り継続となっている。トランプ関税を巡る日米交渉が日本時間の17日朝5時半頃から開かれ、予定外で出席したトランプ大統領が「『大きな進展』があったと自身のSNSに投稿した」(ブルームバーグニュース4月17日6:58)と伝えられたため、米国側の要望とされる防衛費の増額やアラスカの資源開発など、同社の事業にも追い風になる案件が進展する期待が出ている。

 日米関税交渉を巡っては、「円安是正」の件は出なかったもようと伝えられ、円相場は一転軟化している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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