ネクセラファーマが戻り高値に進む、イーライリリー社との研究開発で「開発マイルストンを達成」

■今後の開発・商業化に応じて最大694百万米ドルなど受領する権利

 ネクセラファーマ<4565>(東証プライム)は6月2日、一段と出直って始まり、取引開始後は6%高の960円(52円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。午前8時30分に「イーライリリー社との代謝性疾患を対象とした研究開発提携において開発マイルストンを達成」と発表し、今後の開発・商業化に応じて最大694百万米ドル(約998億円:米ドル=143.87円)のマイルストンなどを受領する権利を有すとしたため注目が集まっている。

 発表によると、「開発マイルストン」の達成にともない受領するマイルストンの額は、イーライリリー社との契約により非開示としたが、2025年12月期第3四半期に一括で受領する見込みで、その大半を25年に、残りを26年以降に収益計上する予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■生成AIでソフト開発効率化、工数9割削減も  ヘッドウォータース<4011>(東証グロース)は6…
  2. ■除雪の常識を変える45年の集大成  ホンダ<7267>(東証プライム)は6月25日、新型ハイブリ…
  3. ■V8の圧倒的性能を追求、レクサス「IS500」特別仕様車で足回りとデザインを強化  トヨタ自動車…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  2. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  3. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  4. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…
  5. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  6. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る