アスカネット、想い出の写真が“動き出す”人生のワンシーンを再現する新映像サービス「snapCINEMA(スナップシネマ)」をリリース

■AI×表現力で実現する“ぬくもりのある追悼映像”葬儀社向けに提供開始

 アスカネット<2438>(東証グロース)は6月2日、故人の写真をもとに自然な動きや表情を再現する映像を生成する新サービス「snapCINEMA(スナップシネマ)」を、2025年6月4日(水)から提供を開始すると発表。

 同サービスは、葬儀社や互助会を通じて提供されるもので、ご遺族から預かった故人の写真数枚をもとに、まるで“映画のワンシーン”のような臨場感と感動をもたらす映像を制作する。AI技術と、長年培った遺影写真加工のノウハウを融合することで、かけがえのない一瞬をよりリアルかつ印象的に伝えることが可能となった。

■サービス開発の背景

 コロナ禍をきっかけに、葬儀のかたちは大きく変化した。規模を縮小した家族葬やオンラインでの参列が増えるなか、映像や写真を用いた“静かな追悼”への関心が高まっている。こうした背景を受け、アスカネットではテクノロジーの力で葬送文化を支える「葬テック」の取り組みを推進し、新たな社会課題の解決に取り組んできた。

 スマートフォンやビデオカメラが普及する以前に生きた世代の多くは、日常の様子や笑顔を“動画”として残すことができなかった。snapCINEMA(スナップシネマ)は、そうした世代の故人に対しても、自然な表情や仕草をもとに“ぬくもりを感じる映像”として想い出を再現できるサービスとして誕生した。

 snapCINEMA(スナップシネマ)は、故人の写真から自然な表情や仕草、優しく見つめるまなざしなどをAI技術で丁寧に再現し、まるで“そこにいるかのようなぬくもり”を伝える映像を生成する新サービスである。

 一枚の写真に命が吹き込まれ、故人が微笑んだり手を振ったりするその瞬間、多くのご遺族が言葉を失い、涙を流す。映像化という新たなかたちで想い出と向き合うことは、悲しみを越え、故人との絆を深めるきっかけとなる。

 snapCINEMA(スナップシネマ)は、こうした体験をご遺族に確実に届けられるよう、葬儀社や互助会を通じて提供する仕組みとして設計されている。

■安心して利用できるための取り組み

 アスカネットでは、商用利用可能な画像・音楽・テンプレートのみを使用し、生成された映像はすべて人の目による最終確認を実施している。意図しない表情や不自然な動きが含まれていないかを、専門スタッフが一つひとつ丁寧に確認している。

 上場企業としてのコンプライアンスおよび情報管理体制のもと、肖像権・著作権などの法令遵守と、ご遺族の心情への配慮を徹底している。葬儀社・互助会を通じて、安心して利用できるサービスである。

■snapCINEMA(スナップシネマ)概要

・サービス名:snapCINEMA(スナップシネマ)
・提供開始日:2025年6月4日(水)
・提供形態:葬儀社・互助会を通じて提供
・納品物:2〜3分の映像(動画形式)
・準備物:ご遺族より預かる故人の写真5枚(内容指定不要・すべて任意)
・用途想定:葬儀・法要での上映、ご家族間での共有

■発案者コメント

 「これまでも長年にわたり、葬儀用メモリアルムービーを提供してきたが、“家に帰ってからも見返したくなるもの”こそが、ご遺族にとってより深い想い出になるのではと感じていた。snapCINEMA(スナップシネマ)は、AIを活用して昔の写真から動画を生成することで、故人の表情や仕草、当時の空気感までを再現できる、これまでにない新しい追悼のかたちを実現している。当社は年間47万件以上の遺影加工を担っており、ご遺族にとっての『この人らしさ』を損なわない表現に長年向き合ってきた。だからこそ、写真一枚からでも自然な動きやまなざしを引き出す“違和感のない再現”が可能であると自負している。」(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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