
■買収防衛策の観点などから発表が待たれる展開に
トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は6月3日、26815円(9.5円安)で始まった後も小安い水準で売買され、軟調相場となっている。朝、「一部報道について」を発表し、豊田自動織機<6201>(東証プライム)豊田自動織機の非公開化に関する報道について、「本日機関決定する予定」とし、発表が待たれる展開になっている。豊田自動織機の株価は小安く始まったあと切り返して1万8420円(160円高)まで上げ、約1週間ぶりに高値を更新している。
豊田自動織機はトヨタ自動車をはじめトヨタグループの上位株主となっており、買収防衛策の観点などから株式の非公開化に向けた動きが伝えられていた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)