セイノーHDが後場一段高、日本郵便に貨物運送車事業の許可取り消しと伝えられ代替需要の期待

■ヤマトHDとSGホールディングスは朝高の後ダレ模様

 セイノーHD(セイノーホールディングス)<9076>(東証プライム)は6月5日の後場一段と上げ、13時30分を過ぎて2223.5円(585円高)まで上げて出直りを強めている。西濃運輸で「カンガルー宅配便」「カンガルー置き配便」「カンガルーPostalメール便」などを行っており、日本郵政<6178>(東証プライム)傘下の日本郵便の貨物車約2500台に対し貨物運送車事業の許可取り消しと伝えられたため代替需要への期待が高揚したと見られている。ヤマトHD<9064>(東証プライム)とSGホールディングス<9143>(東証プライム)も高いが朝高の後ダレ模様となっている。

 日本郵便の貨物車に対して、「許可取り消しは、貨物自動車運送事業法に基づく最も重い行政処分で大手事業者に出るのは極めて異例。5年間は許可の再取得ができず、ゆうパックなどの配送への影響は避けられない見通しとなった」(毎日新聞のWEBニュース6月5日昼)と伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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