イトーキ、オフィス全体を“惑星”に見立てた東洋エンジニアリングの新本社をデザイン

■幕張のヴィンテージビルの居抜き空間に、有機的なフォルムとサステナブル素材を融合させた「BLUE PLANeT」が誕生

 イトーキ<7972>(東証プライム)は6月9日、東洋エンジニアリング<6330>(東証プライム)の本社移転プロジェクトにおいて、コンセプト立案から空間設計・施工までを一貫して担当し、今回、デザイナーの視点で先進的な空間事例を紹介するデザインギャラリーサイト「ITOKI WORK-Style Design」で公開したと発表。

 約1,600名が使用する15,000平方メートルの広大なオフィスに設定されたデザインコンセプトは「BLUE PLANeT」。この「PLANeT」は、プラント(PLANT)にエンジニアリング(engineering)の「e」を組み合わせた造語であり、オフィス全体を「青い惑星」に見立て、有機的なフォルムとサステナブル素材を融合している。ブランドカラーであるブルーに、サステナビリティを象徴するグリーンを掛け合わせた「惑星色」と、多種多様なマテリアルによって、空間全体に統一感と象徴性をもたせた。

 プラントの配管を想起させる“アール(曲線)”を随所に取り入れたほか、特注の家具やオリジナルフォント「HAIKAN Gothic」、再生素材を使ったモデュール家具など、細部に至るまでTOYOらしさを表現している。また、著名な建築家が設計した築30年超のビルの構造を生かすことで、コストを抑えつつ工期内での効率的な施工も実現した。機能性・創造性・環境配慮を融合させ、新しい働き方を体現する独自性のあるオフィスに仕上がっている。

デザイナー:島村 正信/古田 望/大塚 香那/加藤 徳明/小畑 登生/安藤 優奈

■ITOKI WORK-Style Designとは

 イトーキが手がけた空間デザインの先端事例を、「Realize(気づく)」をテーマに、デザイナーの視点から紹介するデザインギャラリーサイトである。最新オフィスの豊富なビジュアルとともに、空間設計におけるコンセプトやインテリアの解説、担当デザイナーのプロフィールなども掲載している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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