ANAPホールディングス、ビットコインを3.6億円分追加購入、仮想通貨運用を継続

■投資戦略の一環として暗号資産を活用

 ANAPホールディングス<3189>(東証スタンダード)は6月11日、連結子会社であるANAPライトニングキャピタルを通じて、ビットコインを新たに23.0595BTC(3億6726万4565円相当)購入したと発表した。今回の取得により、同グループのビットコイン保有量は125.9596BTC、総投資額は約18億3890万円となった。

 ビットコインの運用と管理は、引き続きANAPライトニングキャピタルが担う。財務処理については、四半期ごとに保有残高の時価評価を行い、評価損益を損益計算書に反映させる方針である。同社グループは、リスク管理の徹底を掲げつつ、投資戦略の一環として仮想通貨を資産の一部に組み込んでいる。

 今後、評価額の変動により連結業績に重大な影響が見込まれる場合には、速やかに情報開示を行うとしている。仮想通貨を活用した新たな財務戦略が注目される中で、企業の資産運用方針に対する市場の関心も高まる可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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